8月16日、氷川町公民館内の福祉避難所を3回目となる訪問。避難生活を送る高齢者の皆さまへ、こころとからだのケアを届けました。
今回の活動
- 訪問地域・施設:氷川町/福祉避難所1施設
- 訪問回数:3回目
- ケアを届けた人数:延べ20名
- 実施したケア:泡足浴、口腔ケア、耳つぼマッサージ、フットケア、フットエステ
- 専門的な支援への橋渡し:4件
今回も一人ひとりに声をかけ、足や口腔内の状態、睡眠の状況、避難生活での困りごとなどを確認しながら、それぞれの状態に応じたケアを行いました。
継続して訪問することで、身体面だけでなく、避難生活の長期化による気持ちや表情の変化も見えてきました。また、医療・介護・福祉などの専門的な対応が必要と考えられる4件について、関係者と情報を共有し、必要な支援への橋渡しを行いました。
現場で見えてきた課題
【避難生活の長期化による心の変化】
以前と比べて表情が変わったように感じられる方や、「もう長くない。葬式の準備をしたい」と話す方がいらっしゃいました。
気持ちの落ち込みがうかがえる方や、認知機能の変化が心配される方もいます。また、慣れない環境や今後への不安などから、十分に眠れていない高齢者も少なくありません。
こうした言葉や変化を見過ごさず、丁寧に話を聞くとともに、必要に応じて医療・福祉などの専門的な支援につなぐことが重要です。
【家族だけでは難しい口腔ケア】
口腔ケアを一人で行うことが難しい高齢者がいる一方、ご家族も高齢で、十分に対応することが難しい状況があります。
ご本人やご家族だけでは対応が難しいケースもあり、関係する支援チームや専門職と連携した継続的な口腔ケアの必要性を感じました。
口腔内を清潔に保つことは、食べる力や健康を守るうえでも大切です。専門職による継続的な確認とケアが必要だと感じています。
【洗濯や清潔を保つことの難しさ】
お盆期間中に洗濯サービスが止まり、着替えや洗濯に不便を感じている方がいらっしゃいました。避難生活では、普段なら当たり前にできる洗濯や着替えも、大きな生活課題になります。
シャワー支援も始まっていますが、利用できるのは週1~2回程度です。特に夏場は、清潔な状態を保つことが難しくなります。
高齢者のなかには、足先まで十分に洗うことが難しく、シャワー後も足指の間に汚れやにおいが残っている方がいらっしゃいました。日常的な清潔ケアを補う、継続的な支援が必要です。
今後の取り組み
今後も継続的に訪問し、身体の状態だけでなく、表情や言葉、睡眠などの小さな変化にも注意を払いながら、一人ひとりに寄り添ったケアを届けます。
気持ちの落ち込みや認知機能の変化が心配される方については、関係機関と情報を共有し、必要に応じて医療・介護・福祉の専門的な支援につなげていきます。
また、口腔ケアや清潔ケアなど、ご本人やご家族だけでは対応が難しい課題についても、行政や避難所運営スタッフ、関係する支援チームや専門職と連携し、継続的な支援体制を検討していきます。
皆さまからお寄せいただく支援金は、ケア用品・衛生用品の購入、訪問先までの交通費、専門職・スタッフの活動費など、今後の訪問ケアを継続するために大切に活用します。
これまでの活動実績|8月16日時点
- 訪問した地域:1町
- 訪問した施設:1施設
- 訪問回数:3回
- ケアを届けた人数:延べ58名
- 専門的な支援への橋渡し13件
※同じ方に複数回ケアを行った場合は、訪問ごとに延べ人数として集計しています。
※個人が特定されないよう配慮したうえで、活動状況を報告しています。