いじめの抑止・撲滅
いじめの抑止となる絵本を出版!いじめのない世界を実現し子どもの心と命を守りたい!
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2026/3/15 10:30
絵本を制作する上での葛藤③ アプローチの方向性
「いじめの抑止力」となるストーリーを
書いていきたいという思いはあったものの
いじめの原因が複雑多様すぎて
どうしたらいろんな立場の子の心に
抑止力として残るのか、悩みました。
(いろんな立場とは、
・いじめをしてしまっている子
・いじめを受けている子
・いじめがだめだと知りながらも
自分が標的になりたくないので
意に反してやむなく加担・同調している子
・いじめが起こっていることに
気づいていながらも
見て見ぬふりをしている子 など)
そもそもいじめ(につながる言動)を
してしまう子にはどんな原因があるんだろう?
と私なりに考えたとき、
以下の2つに着目しました。
①「愛着形成不全や自己肯定感の低さ」
例えば
・両親(または父母どちらか、
施設の方など)との関係性が思わしくない
・暴力や暴言が飛び交う環境で過ごしている
・自分が虐待を受けている
・無関心の中で寂しい思いをしている
などが考えられます。
この場合は、私たち大人が原因を作っています。
一方で、このような状況にいる子が
必死に自分を保つために
いじめをしてしまっているとして、
果たしてそのような子に
例えば「いじめは絶対にダメ!」という否定で
正論や理解を押し付けることは
抑止力となるのだろうか。
むしろ、余計に傷を付けてしまったり
さらなる非行へと走らせてしまわないか。
そう考えると
絵本のストーリーを考えるにあたり
加害者側のバックグラウンドとして
このような設定からアプローチするのは
私としては非常に難しく感じました。
しかしながら、
このような状況にいる子にも
「自分も余計に大変なことになるかも」
という気づきを促すことができれば、
心の中に小さくても確かな抑止力として
届けることができるのではないか、と
考えるに至りました。
そして、
こういった子たちの心のケアや
安心できる環境を整えてあげることは
言うまでもなく必要だと思うのですが
この場合に本当にアプローチすべきは
子どもではなく大人なのではないか
とも、思いました。
②「無意識でのいじめ」
いじめをしている側のほとんどは、
「今自分はいじめをしている」という
認識はないと思います。
ただおもしろがって、ふざけることの
延長線上にいるような感覚です。
この場合は子どもにアプローチをする
必要があると思いますが、
「人の気持ちを考える」
ということが難しい特性の子や、
年齢的に理解が難しい子たちにとっては
「何がいけないのか」を伝えることが
難しいと感じました。
また、比較や差別、偏見からくるいじめも
子どもの場合はこれにあたると思います。
例えば
「言語の違い」
「目・肌・髪の毛などの色や見た目の違い」
「障害の有無による違い」など
無意識に、純粋に疑問に思って
本人に聞いたりして
傷つけてしまう場合があります。
最悪の場合からかうこともありますね。
(障害という言葉は私はあまり使いたくない
のですが、ここ1度だけ使用させてください)
大人になれば
「自分にとっての“普通”が
世の中の“普通”とは限らない」
ということが理解できると思いますが
子どもにとっては
自分や、周りの大多数との
ちょっとした違いでも
受け入れて理解することは
難しいことかもしれません。
この場合は、私は
知見を広げることが重要だと考えます。
しかし、それは結構時間をかけて
じっくりと理解を促す必要があります。
(そのためには親もまた、
知見を広げる必要があります。)
いずれの場合も、
どうしたら抑止の効果を期待できるのか
本当に悩みました。
特定の立場の子だけに響くものでは
効果が限定的になりかねません。
比較的どの立場の子にも抑止として
響きそうなこと と考えたとき、
①で述べた内容と重複してしまいますが
「自分や家族が困る」という事実は
抑止になり得るだろう と考えました。
こうして、
「いじめをしてしまった子」の視点で
「事後の悪影響やリスクを伝える」という
方向性が決まりました。
次回は、葛藤④として
言葉選びの難しさ についての
お話を書きたいと思います!
よろしければ、ご覧ください!
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