地震の被害に遭われた全ての皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
みなさまからお預かりしたご寄付をもとに、現在、熊本県内にて、調査・自治体や行政への提案や連携・物資支援・炊き出しなどを随時おこなっています。
▼住民の方にお話しを伺いました
初動の支援活動について
被災地では連日厳しい猛暑が続いており、ライフラインの停止や避難生活の長期化により、熱中症や体調悪化など災害関連死のリスクが高まっています。PBVは、災害関連死を防ぐことを重要な目的の一つとして、支援活動を進めています。
現地調査
一部地域では、地震の影響による断水や停電が続いています。住民の方々へのヒアリングなどを通じて、支援の偏りや漏れがないよう課題やニーズの把握に努めています。関係機関や支援団体と情報共有を行い、現地の状況に応じた最適な支援を進めていきます。
家屋被害調査では、本格的な修繕までに少なくとも3か月程度を要する見込みの中、制度の対象外となりやすい住宅で避難生活を続けている方の生活実態を緊急で確認しています。特に、損壊した屋根が1か月ほど放置される懸念があるため、民間による補完的支援の必要性と対応策を見極めていきます。
炊き出し
「FOOBOUR(フーバー)」*のキッチンカーを活用し、食事提供を実施しました。現地のスタッフとも協力のうえ、多くの被災者へ温かな食事を届けています。今後も県内各地において、炊き出しを継続して実施していきます。
設置場所:八代市松高コミュニティセンター
配布数:8月3日 夕食 計403食
8月4日 夕食 計460食
*【FOOBOUR(フーバー)とは】
「いつでもどこでも食の支援を」をテーマに、キッチンカーを活用し、平常時はひとり親家庭への食支援、災害時には被災地での食事提供(炊き出し等)を行うプロジェクトです。2024年8月に佐賀県大町町、2025年10月に石川県輪島市、2026年7月に愛媛県宇和島市にて運用を開始しています。
今回の地震では、全国展開に向けて準備していたキッチンカー2台が愛知県を出発し、佐賀県で食材を積み込んだうえで現地に入り、食事の提供や生活物資の配布を実施しています。
自治体・行政への提案や連携
自治体(市役所・役場)との間で協議を行い、必要な支援をスムーズに届けるための連携体制を整えています。あわせて、当団体で対応可能な以下の支援内容についての提案を行いました。
・衛生や生活環境の改善:トイレカーの派遣調整、避難所への段ボールベッドやパーテーションの設置など
・食の支援:キッチンカーを活用した継続的な炊き出しの実施
日中はスタッフが手分けして、情報収集や関連団体との状況共有、物資などの支援を進めています。情報が少なく、自治体でも把握が困難な状況があります。スタッフは、関係機関や支援団体と連携しながら情報収集を進め、どういった動きをしていくべきか最適化された支援を行っていきます。

各地での物資配布(写真:宇城市)

関係団体との打ち合わせ(写真:宇城市)
今後の支援について
PBVは、これまで災害支援で培った経験とノウハウ、繋がりを活かして、現地のニーズに合わせた最適な支援を行います。
- 物資・食事支援:支援物資や炊き出し、温かい食事を届けるキッチンカー「FOOBOUR(フーバー)」の派遣検討
- 被災家屋の対応: 被災家屋の応急対応・保全、災害ボランティアセンターの運営サポート
- 避難生活の支援: 避難所運営サポートや環境改善
- 支援調整・連携: 関係機関や他団体との連携調整、災害支援のノウハウ提供
皆さまからお寄せいただいたご寄付は、被災地の状況変化やニーズに合わせて、緊急支援活動や生活再建などに大切に活用させていただきます。なお、現地では被害の全容把握が進められている最中のため、状況に合わせて活動内容を変更する場合もあります。
「人こそが人を支援できる」
被災された方々が1日でも早く安心できる暮らしと笑顔を取り戻せるよう、皆さまのあたたかいご支援・ご協力をお願いいたします。