会員No.13の小山優子です。
普段は保育士として働いています。
パワフルなこどもたちに負けないよう健康第一で過ごす毎日です。
ホッチポッチでは出店班としてマーケットエリアをつくっています。
私とアークシップとの出会いは、約24年前。
まだ高校生だった私は、毎日テニスに打ち込む日々を送っていました。
当時の私にとっての音楽、それは、テレビの音楽番組、TSUTAYAで借りるCD、そしてMDウォークマン。
なぜか分かりませんが、テニス部の部室で流れる音楽はミスチル一択でした。
それが私にとっての音楽の世界のすべて。
ライブのような生の音に触れる機会はほとんどありませんでした。
そんなある日、テニス部の仲間から「音楽コンテストのイベントに出るから応援に来てほしい」と誘われ、興味本位で行ってみることに。
そこで初めて聴いた生の音。
そのイベントを作っていたのがアークシップだったのです。
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ライブ会場で見た大きなステージで汗を流しながら歌う友達の姿。
グランプリには届かなかったけれど、テレビやスピーカーで聴くのとは違う、生の音楽の迫力が高校生だった私の心に残りました。
でも当時は、そのイベントを誰がつくっているかなんて気に留めることもなく、その日限りの楽しい思い出として家路につきました。
それから少し経ち、テニス部を引退してファミレスでアルバイトを始めた頃。
「今度、音楽コンテストのイベントがあるんだけどボランティアしない?」とホールスタッフの仲間の一人に声をかけられました。
「あっ! そのイベント、前に行ったやつだ!」と、二つ返事で参加を決めました。
そのとき誘ってくれたのは、会員No.2の佐々木浩さん。
電車で楽器を持った青年を見かけると「エントリーしない?」と声をかけるほど、人との間に壁のない人です。
そんな佐々木さんが誘ってくれたのがきっかけで私はアークシップに加入することになり、私のボランティア人生が始まりました。
とはいえ最初は正直、大した熱量も持たずになんとなく参加していました。
月に一度の定例会でも特に意見を言うこともない。
理事の西さんに「何か言いたいことないの?」と聞かれても、「私は聞いているだけでいいんです」と、ずいぶん冷めた返事をしていたのを覚えています。
ステージで懸命に歌っていた友人。
アークシップで積極的に活動する仲間たち。
彼らと比べてこのときの私にはまだ本気で何かに取り組む熱量のようなものが欠けていたのかもしれません。
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長い廊下に置いた、小さなひと工夫
そんな私の気持ちが少しずつ変わったのは、赤レンガホールでイベントを開いたとき。
エレベーターを降りてから入口に着くまでに、赤レンガ倉庫の横幅と同じ150m近い長い廊下を歩いていかなければならないのが特徴でした。
そのとき受付班だった私は「ただ歩いていくだけのこの長い廊下を、もっと歩いていて楽しい場所にできたらいいな」と思ったのです。
そこで「入り口まであと〇m!」と書いた手作りのポップを、廊下のあちこちに置いてみました。
それは今思えばなんてことはない、本当に小さな工夫。
でも当時の私にとっては、初めて自分の中から湧き出てきたアイディアを形にした、大きな転機でした。
長い廊下を歩いていくお客さん。
その途中に「残り100m!」の文字。
「ながっ!」
そう言いながら楽しそうに歩いている。
仲間たちからも「いいじゃん!」と言ってもらえた。
そのとき初めてイベントは決められたことをただこなすだけじゃないんだ、
むしろ自分から動いて何かをやってみることの方が楽しい、
そう感じたのかもしれません。
ほんの小さな工夫でみんなの笑顔を生み出せたこと。
当時の私にとってはその経験がとっても嬉しかったんです。
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それがきっかけで、私は「どうしたらお客さんや出演者に喜んでもらえるかな」「何か面白いことができないかな」と考えるようになりました。
あの頃、高校生だった私も今ではアークシップの古株です。
「なんでそんなに長く続けているの?」と聞かれたら「イベントの後、みんなで飲むお酒がおいしいから」と答えるかもしれません。
もちろん準備期間中は、しんどいなぁと思うこともあります。
自分が思ったとおりに進まないこともあるし、立場が違えばそれぞれの葛藤もある。
それでも、心の根っこでは「みんなに喜んでもらいたい」「いいイベントにしたい」というあの日の私と同じ思いでつながっている。
そんな仲間たちとイベントを一緒にやりきった後の乾杯は、やっぱり最高なのです。
その思いが集まるイベントのひとつが「ホッチポッチ横浜ごちゃまぜミュージックフェス」です。
約1年かけて準備してきた開催まで、いよいよ1か月を切りました。
楽しみな一方で、出演者や出店者、来場者のみなさんに満足してもらえるだろうか?という不安もあります。
本気で向き合っているからこその楽しみと不安。
実は、このそわそわ、ふわふわした時期も嫌いじゃなかったりするんですよね。
そんな私たちをこれまで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございます。
応援コメントを読むたびにホッチポッチを好きでいてくれる人がいることを感じて、うれしくなります。
「皆さんに喜んでもらうために」と言いながら、私たちスタッフの方が幸せをいただいているような気分です。
ホッチポッチは、出演者や出店者、スタッフだけでつくるものではなく、応援してくださる皆さんと一緒につくっているイベントなんだなあと、しみじみ思います。
高校生だった私が、友達を応援しに出かけた先で偶然心を動かされたように。
今年のホッチポッチでも、誰かが初めての音に出会うかもしれません。
そして今年は100を超える出店団体に参加いただけることになりました。
そこできっと、まだ自分が知らなかった「好き」に出会える。
そんな出店者さんが揃っています。
のんびりと会場を歩くうちに心が動く何かに出会える。
そんな瞬間を作りだすために小さな工夫を積み重ねる人たちがいる。
そんな場所を残していくために、そしてもっと多くの人にホッチポッチを好きになってもらうために皆さんの応援が必要です。
よろしければ、寄付という形で力を貸していただけたらうれしいです。
当日、会場でお待ちしています!
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【おまけ】一問一答ホッチポッチリレー!!
前任者のリレーNo.16、やまだみきさんからの質問
「今までで最も印象に残っている出演者は誰ですか?理由も教えてください。」
↓
「出舞一丁さんです。10代から80代までの「自称おじさん」で構成されたダンスグループで笑いと感動が詰まったパフォーマンスに、ひと目で大ファンになりました。」
そして昨年、数年ぶりにステージを拝見しました。
初めて見たときに70代だった方が、80代になり、椅子に座りながらもパフォーマンスを続けていました。
いつまでも「出舞一丁」としてステージに立ち続ける思いに感激。
笑いと感動が巻き起こるステージは、やっぱりお客さんの期待を裏切りませんでした。
次回はリレーNo.18、ハルコさんです。
「昨年、念願の神社をホッチポッチで作ったハルコさん。次に作りたいものはなんですか?」
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