いつも温かいご支援、応援のメッセージをいただき、本当にありがとうございます。
今回は、現在の治療状況と今後についてご報告させていただきます。
これまで治療を続けてきましたが、病気の進行を受け、7月から新たに「EP療法」という抗がん剤治療を開始しました。
1回目の治療後は、抗がん剤の影響による骨髄抑制などの経過を見るため、入院しながら身体の状態を確認していました。
その後、2回目の抗がん剤治療を予定していましたが、血中の酸素の状態など、身体が治療を行えるところまで整わず、延期が続いていました。
そして主治医から、
「今の身体の状態を考えると、今後これまでのように抗がん剤治療を続けていくことは厳しい」
という話がありました。
つまり、これまで治療を受けてきた病院で、現時点でできる治療がなくなってしまったということです。
正直、この話を聞いた時は、悲しさや不安という感情よりも、悔しさでいっぱいでした。
今まで、抗がん剤治療を行うために長く入院していたのに……。
髪の毛だって、嫌な思いをしながら抜けていって、それでも気持ちを切り替えて「頑張ろう」と思ったのに……。
そんな悔しい気持ちがありました。
ですが、ここで治療を諦めるつもりはありません。
自分自身でも「すごいな」と思うのですが、悩みや不安で頭がいっぱいになってしまう時でも、しっかり寝て、少しでも身体と心を休めることで、気持ちを整理して切り替えることができます。
今回も、少しずつ気持ちを整理する中で、こう思えるようになりました。
別に、抗がん剤だけに頼る必要はない」と。
抗がん剤を続けるということは、辛い副作用に毎回耐えなければならず、身体への負担や体力の消耗も大きいのではないか。
そして、抗がん剤を行わないことで、これから取り組む免疫療法にとってプラスに働く可能性もあるのではないか。
そう考え、気持ちを切り替えました。
そしてこれからは、前回の活動報告をさせた頂いた自由診療、いわゆる「免疫療法」を中心に、今の自分にできる治療を続けていく予定です。
NUT癌はとても希少ながんで、現在も確立された治療法が非常に少ない病気です。
手術・抗がん剤・放射線治療といった、いわゆる「がんの三大療法」についても、NUT癌に対して十分な効果が期待できる治療法が確立されているわけではありません。
だからこそ、標準治療だけに可能性を限定するのではなく、自由診療による免疫療法など、別の角度からがんにアプローチする治療にも可能性をかけたいと考えています。
もちろん、自由診療だから必ず効果があるというものではありません。
それでも、まだ試せる治療があるのなら、その可能性を信じて挑戦したいと思っています。
できることがある限り、一つずつ挑戦していきたいです。
これからは、自由診療を中心とした治療のフェーズに入ることを、今回皆さまにご報告させていただきます。
そして今回の写真は、地元・塩尻の仲間たちと撮った写真です。
病気になってから、改めて周りの人たちにどれだけ支えられているのかを感じる毎日です。
心配して連絡をくれる人。
会いに来てくれる人。
一緒に泣いてくれる人。
どうにか力になれないかと考えてくれる人。
みんなが自分のことのように心配して、支えてくれています。
そんな姿を見ると申し訳ない気持ちになることもありますが、それ以上に、
「まだ頑張らないと」
と思わせてもらっています。
もちろん、地元の仲間だけではありません。
家族、友人、職場の方々、そしてクラウドファンディングを通して出会い、応援してくださっている皆さま。
本当にたくさんの方に支えてもらいながら、ここまで治療を続けることができました。
そして、皆さまからいただいたご支援のおかげで、これから挑戦する「自由診療」という選択肢を持つことができています。
改めて、本当にありがとうございます。
治療の状況だけを見れば、決して簡単な状況ではありません。
それでも、自分自身はまだ諦めていません。
以前にも書きましたが、皆さまへの一番の恩返しは、
「生きて、元気になった姿を報告すること」
だと思っています。
その気持ちは今も変わっていません。
まだ希望を持って、前を向いて頑張ります。
これからも治療の経過についてご報告していきますので、引き続き見守っていただけたら嬉しいです。
いつも本当にありがとうございます。