2026年05月20日 23:59:59まで
農業クラブを作りたい
部活動が地域移行!「農業クラブ」を立ち上げ、全国に広げたい。From静岡・掛川
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2026/5/17 08:00
掛川市の広報誌にコラムを書きました。

掛川市はオーガニックビレッジ宣言を行い、有機農業のまちつくりを推進しています。
市役所、農協、道の駅、商工会議所、消費者団体、生産者によってオーガニックビレッジ推進協議会が組織されていて、自分は生産者代表として参加しています。
現状ではオーガニックビレッジ宣言をしていることを知っている市民の割合は数%、活動はまだまだです。
そんなことで、掛川市の広報誌「広報かけがわ」に隔月でオーガニックビレッジに関するコラムを書いています。
6月の広報かけがわのコラム欄では農業クラブのことを書きました。
関心を持ってくれる市民が増えてくれることを願っています。
写真でも読めるかと思いますが、下記が原稿です。
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かけがわ農業クラブが始まりました
私は、中学校サッカー部が掛川市内で最初に北中にできた時にサッカーを始め、今も続けています。
有機農業が思い通りにいかないとき、北中にサッカー部ができた時のことや、その後、掛川に小学生のジュニアチームが生まれ始めた頃のことを思い出します。
何かを立ち上げるとき、最初はとても大変です。夢を描き、計画を立て、応援してくれる人に支えられて情熱をもって始めても、現実は思うようには進みません。そんなときに耳に入ってくるのは、「だから難しいんだ」という外からの“うまくいかない理由”の声です。掛川にサッカーが始まった時には「野球のまちにサッカーが定着するわけがないよ」とか、「グラウンドがないから作られたら困るよね」とか、「サッカーはケガが多いよね」などという声ばかりでした。
それでも少しずつ広がり、今では市内から日本代表選手が生まれるまでになりました。いつの間にか、家々の物干しに洗濯されたジュニアチームの練習着が気持ちよさそうに風に揺れる光景が、当たり前のものになっています。
私は有機農業に夢と計画をもって始めましたが、思い通りにいかないことは少なくありません。そんなときに、物干し台で風に揺れる子どもたちの練習着を見かけると、「夢をあきらめないでくださいね」とか、「このままでも大丈夫ですよ」と言ってもらえているような気持ちになります。
さて、この4月、中学校部活動の地域移行を受け、「かけがわ農業クラブ」を立ち上げました。農業と食と環境の未来を育む場にしたい。ここから農業の担い手を育てたい。有機農産物が地域で循環するきっかけをつくりたい、そんな思いで準備を進めてきました。
しかし、現在の参加希望者は数名です。部活動の地域移行を機に、部活動に参加しないという選択をする中学生が増えているとも聞きます。
けれど、思い返せばサッカーのジュニアチームも、最初はほんの数人でした。他の競技では活躍できそうにないという理由で選んだ子もいました。だから、農業クラブも大丈夫です。「最初は大変だったね」と笑える日がいつか来るはずです。
そのために大切なのは、あの頃サッカーの立ち上げに関わった人たちが今も口にする「でも、楽しかったよね」という言葉を、心から言い続けることだと思います。

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